設定

ここでは、公開インタフェースを持たないか、文書化されていない一部の組み込み機能について説明します。構成設定は、ファイル ".htconfig.php" に格納されています。設定を変更するには、このファイルをテキストエディタで編集してください。多くのシステム設定はすでにこのファイルに説明があるので、これらの設定についてはここでは取り上げません。

ホットキー

Friendica は次のキーボードイベントをトラップします。

誕生日の通知

6 日以内に友達の誕生日がある場合、ホームページに誕生日イベントが表示されます。友達が自分の誕生日を見つけられるようにするには、デフォルトプロファイルで生年月日 (少なくとも生まれた月と日) を設定しなければなりません。生年は省略可能です。

構成設定

言語

システム設定

言語翻訳を作成する方法については、util/README を参照してください。

構成設定

$a->config['system']['language'] = 'name';

システムテーマ

システム設定

デフォルトのシステムテーマにするテーマ名を選択します (システムテーマはユーザープロファイルで上書きできます)。デフォルトテーマは "default" です。

構成設定

$a->config['system']['theme'] = 'theme-name';

SSL 証明書の検証

セキュリティ設定

デフォルトでは、Friendica は「自己署名」SSL 証明書を使っている Web サイト間での SSL 通信を許可します。さまざまなブラウザやほかのネットワークとの互換性を最大限に確保するためには自己署名証明書を使用しないことを推奨しますが、自己署名証明書の使用は禁止していません。SSL はサイト間 (およびブラウザとの間) でやり取りされるすべてのデータを暗号化します。このため、完全に暗号化された通信を行うことができ、ログインセッションの盗聴も防ぐことができます。自己署名証明書は、高額の Web サイト用証明書を購入しなくても無料で生成することができますが、セキュリティコミュニティからはあまり好ましいものとは見られていません。これは、いわゆる "man-in-the-middle" 攻撃に対して脆弱だからです。必要なら、厳格な証明書のチェックを有効にすることができます。チェックを有効にすると、自己署名 SSL サイトには (まったく) 接続できなくなります。

構成設定

$a->config['system']['verifyssl'] = true;

許可する友達ドメイン

企業/教育機関向け強化機能

このサイトと友達になることができるドメインのリストをカンマで区切って指定します。ワイルドカードも使用できます (Windows プラットフォームでのワイルドカードサポートには PHP5.3 が必要です)。デフォルトでは、任意の (有効な) ドメインがこのサイトと友達になることができます。

構成設定

$a->config['system']['allowed_sites'] = "sitea.com, *siteb.com";

許可する電子メールドメイン

企業/教育機関向け強化機能

このサイトに登録する電子メールアドレスとして許可するドメインのリストをカンマで区切って指定します。この設定によって、組織に所属していないユーザーの登録を禁止することができます。ワイルドカードも使用できます (Windows プラットフォームでのワイルドカードサポートには PHP5.3 が必要です)。デフォルトでは、任意の (有効な) 電子メールアドレスでの登録を許可します。

構成設定

$a->config['system']['allowed_email'] = "sitea.com, *siteb.com";

公開アクセスのブロック

企業/教育機関向け強化機能

ログインしていない場合、このサイトで公開されているすべての個人ページへの公開アクセスをブロックします。この設定によって、許可されていないユーザーは、プロファイル、友達、写真、サイトのディレクトリ、および検索ページを表示できなくなります。なお、副作用として、このサイト上のさまざまな項目はグローバルディレクトリには表示されなくなります。グローバルディレクトリへの表示についても、無効にしておくことを推奨します (設定については、このページに説明があります)。注意: これは特に、ほかの Friendica サイトとはまったくつながりをもたないようにしたい「スタンドアロン」のサイト向けの設定です。許可されていないユーザーは、サイトのメンバーに友達リクエストを送ることもできません。デフォルトは false です。バージョン 2.2 またはそれ以降で指定できます。

構成設定

$a->config['system']['block_public'] = true;

強制公開

企業/教育機関向け強化機能

デフォルトでは、各ユーザーは、自分のプロファイルをサイトディレクトリに公開するかどうかを自分の [Settings] ページで選択できます。この設定によって、このサイトのすべてのプロファイルは強制的にサイトディレクトリに掲載され、ユーザーがそれを変更することはできなくなります。デフォルトは false です。

構成設定

$a->config['system']['publish_all'] = true;

グローバルディレクトリ

企業/教育機関向け強化機能

グローバルディレクトリを更新するための URL を指定する設定で、デフォルトの構成では値が指定されています。この値が設定されていない場合、グローバルディレクトリはアプリケーションから完全に利用不可能になりますが、このことは文書化されていません。このため、値の設定を省くと、グローバルな mistpark ネットワークから完全に分離されたプライベートなコミュニティを作ることが可能になります[訳注:mistpark は friendica の前身となったオープンソースの分散型 SNS です]。

$a->config['system']['directory_submit_url'] = 'http://dir.friendica.com/submit';

プロキシ構成設定

サイトがプロキシを使ってインターネットに接続している場合、ここで指定する設定を使って外部と通信することができます (外部からこのサイトを見ることができる必要があります。そうでないと、ここでの設定は意味がありません)。

構成設定

$a->config['system']['proxy'] = "http://proxyserver.domain:port";
$a->config['system']['proxyuser'] = "username:password";

ネットワークタイムアウト

タイムアウトと判断するまでネットワーク通信を待機する時間。値は秒単位で指定します。デフォルトは 60 秒です。0 を指定すると無限に待機します (推奨しません)。

構成設定

$a->config['system']['curl_timeout'] = 60;

バナー/ロゴ

サイトバナーのコンテンツを設定します。デフォルトは Friendica のロゴと名前です。コンテンツのスタイルや位置は、デフォルトではテーマに含まれていないことがあるので、その場合は HTML/CSS を提供するとよいでしょう。

構成設定

$a->config['system']['banner'] = '<span id="logo-text">My Great Website</span>';

最大画像サイズ

アップロード画像の最大サイズ (単位: バイト)。デフォルトは、サイズを制限しないことを意味する 0 です。

構成設定

$a->config['system']['maximagesize'] = 1000000;

UTF-8 正規表現

登録時、フルネームは UTF-8 正規表現を使ってチェックされます。この機能を有効にする場合は、UTF-8 表現を許可する特別な設定で PHP がコンパイルされている必要があります。アカウントを登録することがまったくできない場合は、no_utf に true を設定してください。デフォルトは false です (UTF8 正規表現がサポートされていて、機能することを意味します)。

構成設定

$a->config['system']['no_utf'] = true;

フルネームのチェック

サイトには、登録を試みるスパマーがたくさんアクセスしてきます。開発チームがテスト中に発見したのは、これらの登録は自動で行われるために、[Full Name] フィールドで指定される名前は、しばしばアカウント名のファーストネームとラストネームの間のスペースを省いたものであるということでした。フルネームに 1 つの名前だけを持つユーザーを許可する場合は、この設定に true を指定してください。デフォルトは false です。

構成設定

$a->config['system']['no_regfullname'] = true;

OpenID

デフォルトでは、登録とログインの両方に OpenID を使用できます。システム上で OpenID 機能を (完全に) 利用不可能にするには、'no_openid' に true を設定します。デフォルトは false です。

構成設定

$a->config['system']['no_openid'] = true;

複数の登録

「ページ」を作成できるためには、1 人のユーザーが複数回登録できるようにする必要があります。サイト構成では、このような登録のしかたをブロックする (または承認を必要とするようにする) ことができます。デフォルトでは、ログインしているユーザーは、ページとして使うための追加のアカウントを登録できます。REGISTER_APPROVE が選択されている場合、これらのアカウントでは承認が必要になります。'block_extended_register' に true を設定すれば、ログインしているユーザーが追加のアカウントを作成するのを禁止することができます。デフォルトは false です。

構成設定

$a->config['system']['block_extended_register'] = true;

開発者向け設定

プロトコルのやり取りをデバッグしたり、通信に関するその他の問題を追跡したりするときに便利な設定です。

構成設定

$a->config['system']['debugging'] = true;
$a->config['system']['logfile'] = 'logfile.out';
$a->config['system']['loglevel'] = LOGGER_DEBUG;

上の設定では、詳細なデバッグログをファイル 'logfile.out' に格納します (ファイルは Web サーバーから書き込み可能でなければなりません)。LOGGER_DEBUG では、システムの動作に関して多くの情報が出力されますが、詳細なデータは含まれません。LOGGER_ALL も指定できますが、情報量が多くなるので、特定の問題を調査するときだけ LOGGER_ALL を使用することを推奨します。その他のログレベルも指定できますが、現時点では使われていません。

PHP エラーログ

PHP のエラーをファイルにリダイレクトするには、次の設定を使ってください。

構成設定

error_reporting(E_ERROR | E_WARNING | E_PARSE );
ini_set('error_log','php.out');
ini_set('log_errors','1');
ini_set('display_errors', '0');

上の設定では、すべての PHP エラーがファイル php.out に出力されます (ファイルは Web サーバーから書き込み可能でなければなりません)。場合によっては、宣言されていない変数がプログラムから参照されることがあるので、E_NOTICE や E_ALL の使用は推奨しません。これらのレベルで報告される問題の大多数は、まったく無害です。上の推奨設定でログに出力されたエラーがあったら、開発者に報告してください。一般にこれらのエラーは、修正の必要がある問題が存在することを意味しています。

アプリケーションの使用中に空白のページが表示された場合は、PHP のログを調べてください。通常、このような現象はエラーが発生していることを意味するからです。