III. GStreamer の高度なコンセプト

このパートでは、GStreamer のより高度な機能について取り上げます。最初のパートで説明した基礎だけでも、簡単なアプリケーションは作成できます。しかし、GStreamer は音声ファイルを再生する基本手段以外にも、多くの機能を備えています。この章では、GStreamer の低レベルな機能と内部についてもう少し掘り下げて学びます。

このパートのいくつかの章は、GStreamer の内部的な動作について説明したもので、実際のアプリケーション開発に必ずしも必要というわけではありません。これに該当するのは、スケジューリングやオートプラッギング、同期化を取り上げた章です。一方、その他の章では、パイプラインとアプリケーションのやり取りの方法について詳しく説明しており、これらの章は実際のアプリケーションの作成にも大いに役立つはずです。該当するのは、メタデータ、問い合わせとイベント、インタフェース、動的パラメータ、パイプラインデータ操作に関する章です。