13.2. ミキサーインタフェース

ミキサーインタフェースは、ハードウェア (またはソフトウェア) ミキサー上で音量をコントロールするための統一的な方法を提供します。ミキサーインタフェースは主に、ハードウェアと直接やり取りする音声入力・出力用のエレメント (OSS プラグイン、ALSA プラグインなど) が実装することを想定して用意されています。

ミキサーインタフェースを使うと、ミキサーエレメントから (ライン入力、マイクロフォンなどの) トラックのリストをコントロールすることができます。これらのトラックをミュートにしたり、音量を変更したり、さらに入力トラックの場合には、録音フラグを設定したりできます。

このインタフェースを実装しているサンプルプラグインとして、各種の OSS エレメント (osssrc、osssink、ossmixer) および各種の ALSA プラグイン (alsasrc、alsasink、および alsamixer) があります。

ミキサーインタフェースは、プレイバックアプリケーションで使用するべきではありません。プレイバックアプリケーションでは、volume エレメントを使うか、playbin"volume" プロパティを使うか、または audiosink の "volume" プロパティ (このプロパティがある場合) を使ってください。

注意

GstMixer インタフェースを使用できるためには、このインタフェースを実装するエレメントが適切な状態になっていて、その背後にあるミキサーデバイスがオープンされている必要があります。通常これは、該当するエレメントが少なくとも GST_STATE_READY になっていなければ、ミキサーインタフェースを使用できないことを意味します。インタフェースが使われたときにエレメントが適切な状態になっていないと、意味のよくわからない警告が表示されます。