13.3. チューナーインタフェース

チューナーインタフェースは、複数入力選択デバイス上で入力と出力をコントロールするための統一的な方法を提供します。チューナーインタフェースは主に、TV カードやキャプチャカード用のエレメント上で入力を選択するのに使われます。

チューナーインタフェースを使うと、チューナーエレメントがサポートしているトラックのリストから 1 つのトラックを選択することができます。チューナーはこのトラックを選択して、内部でメディア処理を行います。チューナーインタフェースは、TV カード上の入力を切り替えるのに使用できます (コンポジットから S-Video への切り替えなど)。

現在、チューナーインタフェースを実装しているのは、Video4linux エレメントと Video4linux2 エレメントだけです。

注意

GstTuner インタフェースを使用できるためには、このインタフェースを実装するエレメントが適切な状態になっていて、その背後にあるデバイスがオープンされている必要があります。通常これは、該当するエレメントが少なくとも GST_STATE_READY になっていなければ、チューナーインタフェースを使用できないことを意味します。インタフェースが使われたときにエレメントが適切な状態になっていないと、意味のよくわからない警告が表示されます。