3. このマニュアルの構成

必要な情報を読者が簡単に見つけられるようにするため、このマニュアルはいくつかの大きなパートに分かれています。各パートでは、GStreamer アプリケーション開発に関する特定の大きなトピックを扱っています。各パートは以下の順に並んでいます。

パートIGStreamer アプリケーション開発マニュアル 日本語訳 (0.10.25.1)」では、GStreamer の概要、設計原則、および基礎について説明しています。

パートIIGStreamer アプリケーション開発マニュアル 日本語訳 (0.10.25.1)」では、GStreamer アプリケーションプログラミングの基本について説明しています。このパートを最後まで読めば、読者は GStreamer を使って独自のオーディオプレーヤーを作成できるようになります。

パートIIIGStreamer アプリケーション開発マニュアル 日本語訳 (0.10.25.1)」では、GStreamer がほかの競合技術に比べて優れている点など、高度な話題を取り上げます。具体的には、動的なパラメータと各種インタフェースを使ったアプリケーションパイプラインとのやり取りをはじめ、パイプラインのスレッド化とスレッド化パイプライン、スケジューリング、クロック (および同期) などについて説明します。これらのトピックは、単に読者にこれらの API を紹介するだけでなく、GStreamer を使ったアプリケーションプログラミングに関するさまざまな問題の解決を通じて GStreamer のコンセプトについて理解を深めてもらうことを意図して書かれています。

次に、「パートIVGStreamer アプリケーション開発マニュアル 日本語訳 (0.10.25.1)」では、さらにハイレベルな GStreamer のプログラミング API について取り上げます。これまでのパートで説明した内容をすべて習得していなくても、このパートを読んで理解することはできますが、少なくとも GStreamer の基本的なコンセプトについては理解している必要があります。このパートでは、特に XML、playbin、およびオートプラッガについて取り上げます。

最後の「パートVGStreamer アプリケーション開発マニュアル 日本語訳 (0.10.25.1)」では、GNOME や KDE、OS X、 Windows との統合に関するさまざまな情報をはじめ、デバッグのやり方、GStreamer プログラミングを改善してシンプルにするための一般的なヒントなどを提示します。