このドキュメントは、HBase の「スタートガイド」の「Distributed Operation: Pseudo- and Fully-distributed modes」で説明されている内容の補足です[訳注:スタートガイドの内容は現在は The Apache HBase Book に移されているので、こちらの「分散モード」を参照してください] 。具体的には、疑似分散モードで HBase を実行するときに、追加の Master とリージョンサーバーを起動するためのスクリプトについて説明します。

  1. 疑似分散モードでの推奨設定ファイルをコピーします (興味があったら中を覗いて、どんな設定になっているか確かめてください)。
    % cp conf/hbase-site.xml{.pseudo-distributed.template,}
  2. (省略可能) 疑似分散モードの HDFS を起動します。
    1. 起動する場合は conf/hbase-site.xml を開きます。'hbase.rootdir' プロパティをアンコメントします。
    2. さらに、高いデータ永続性を有効にして HBase をテストする場合は、'dfs.support.append' プロパティもアンコメントします。
  3. HBase の初期クラスタを起動します。
    % bin/start-hbase.sh
    1. 同じサーバー上で追加の (1 つまたは複数の) Master を起動するには、次のコマンドを実行します。
      % bin/local-master-backup.sh start 1
      ここで、'1' はポート 60001 と 60011 を使うことを意味し、このバックアップ Master のログファイルの置き場所は logs/hbase-${USER}-1-master-${HOSTNAME}.log になります。複数のバックアップ Master を起動するには、次のコマンドを実行します。
      % bin/local-master-backup.sh start 2 3
      バックアップ Master は 9 つまで (合計 10) 起動できます。
    2. 追加のリージョンサーバーを起動するには、次のコマンドを実行します。
      % bin/local-regionservers.sh start 1
      ここで、'1' はポート 60201 と 60301 を使うことを意味し、このリージョンサーバーのログファイルの置き場所は logs/hbase-${USER}-1-regionserver-${HOSTNAME}.log になります。上で追加したリージョンサーバーに加えて、さらにリージョンサーバーを 4 つ追加するには、次のコマンドを実行します。
      % bin/local-regionservers.sh start 2 3 4 5
      99 まで (合計 100) の追加のリージョンサーバーがサポートされています。
  4. クラスタを停止するには、次のようにします。
    1. Master バックアップ #1 を停止する場合は、次のコマンドを実行します。
      % cat /tmp/hbase-${USER}-1-master.pid |xargs kill -9
      bin/local-master-backup.sh stop 1 は、Master とともにクラスタも停止させることになる点に注意してください。
    2. リージョンサーバーを個別に停止するには、次のコマンドを実行します。
      % bin/local-regionservers.sh stop 1