1.4. アップグレード

1.4.1. 通常のアップグレード
1.4.2. 特別なアップグレード
1.4.3. 1.3.M03 から 1.3.M04 へのアップグレード
1.4.4. 1.2 から 1.3 へのアップグレード
1.4.5. 1.1 から 1.2 へのアップグレード

通常、適切にシャットダウンされた Neo4j データベースは、新しいマイナーバージョンに直接アップグレードすることができます。データベースは、あるマイナーバージョンから次のマイナーバージョン、たとえば 1.1 から 1.2 へ、1.2 から 1.3 へとアップグレードできますが、1.1 から途中のバージョンを飛び越えて直接 1.3 にアップグレードすることはできません。アップグレードプロセスは一方向の手順です。データベースをダウングレードすることはできません。

ただし、アップグレードによっては、データベースストアを大幅に変更するものがあります。Neo4j は、このような大幅な変更を伴うアップグレードを要求されると起動を拒否し、アップグレード構成を明示的に指定するよう求めます。

1.4.1. 通常のアップグレード

通常のアップグレード (データベースストアに対する変更が軽微なもの) を実行するには:

  1. 新しいバージョンの Neo4j をダウンロードします。
  2. アップグレードするデータベースが実行中の場合は、データベースを適切にシャットダウンします。
  3. 新しいバージョンの Neo4j でデータベースを起動します。

1.4.2. 特別なアップグレード

特別なアップグレード (データベースストアに対する大幅な変更を伴うもの) を実行するには:

  1. アップグレードするデータベースが適切にシャットダウンされていることを確認します。
  2. Neo4j の構成パラメータ "allow_store_upgrade=true" を設定します。
  3. データベースを起動します。
  4. アップグレードは起動中に行われ、データベースが正常に起動された時点でアップグレードプロセスは終了しています。
  5. 構成パラメータ "allow_store_upgrade=true" を削除するか、値に "false" を設定するか、またはコメントアウトします。

1.4.3. 1.3.M03 から 1.3.M04 へのアップグレード

[警告]警告

1.3.M03 から 1.3.M04 へのアップグレードは、これらのバージョン間でストア形式が変更されているため、明示的に行う必要があります。

ストア形式と論理ログ形式はこれら 2 つのバージョン間で変更されており、より大きなストアを許容できるようになっています。

1.4.4. 1.2 から 1.3 へのアップグレード

[警告]警告

1.2 から 1.3 へのアップグレードは、これらのバージョン間でストア形式が変更されているため、明示的に行う必要があります。

ストア形式と論理ログ形式はこれら 2 つのバージョン間で変更されており、より大きなストアを許容できるようになっています。

[重要項目]重要項目

id の範囲は拡大されましたが、データベースを格納するのに使われるスペースは、以前のバージョンと比べて増加していません。

これら 2 つのバージョン間のアップグレードは、起動時に構成パラメータを使って明示的に行う必要があります (「特別なアップグレード」を参照してください)。

[注意]注意

リレーションのタイプの数が 65534 より大きい場合、あるいは動的な配列ストアまたは文字列ストアに対して設定されたブロックサイズが 65534 より大きい場合には、アップグレードを実行することはできません。

[注意]注意

統合インデックスを使うようになった 1.3 では、古い IndexService/LuceneIndexService を使って作成されたインデックスは、そのままではアクセスできなくなりました。自動アップグレードは不可能なので、インデックスデータの完全なリビルドを行って統合インデックスフレームワークに取り込む作業が必要になります。参考用に従来のインデックスも Neo4j リポジトリ http://m2.neo4j.org/org/neo4j/neo4j-legacy-index/ からダウンロードできるようになっています。

1.4.5. 1.1 から 1.2 へのアップグレード

Neo4j 1.1 から Neo4j 1.2 へのアップグレードは「通常の」アップグレードです。