2. Neo4j の特徴

Neo4j は堅牢でスケーラブルなハイパフォーマンスデータベースなので、ライトウェイトプロジェクトはもちろん、フルエンタープライズデプロイでの利用にも適しています。

Neo4j には次のような特徴があります。

データの信頼性を確保するには、適切な ACID 動作が不可欠です。Neo4j では、すべての変更操作をトランザクション内で行うようにしているため、データの一貫性が保証されています。Neo4j のこのような堅牢性は、シングルインスタンスの組み込みグラフでもマルチサーバーのハイアベイラビリティ構成でも変わらずに確保されています。詳細については、「3章トランザクション管理」を参照してください。

また、信頼性のあるグラフストレージを任意のアプリケーションに簡単に追加することができます。プロパティグラフは、アプリケーションの進化に合わせて、サイズと複雑さの両面でスケール可能で、パフォーマンスへの影響もほとんどありません。新しく開発をスタートさせる場合も、既存の機能を強化する場合も、Neo4j は物理的なハードウェアによってのみ制約を受けます。

単一のサーバーインスタンスで数十億のノードとリレーションから構成されるグラフを扱うことができます。データスループットが不十分な場合は、ハイアベイラビリティ構成にして、グラフデータベースを複数のサーバーに分散させることができます。詳細については、「7章ハイアベイラビリティ」を参照してください。

グラフデータベースストレージは、豊富なコネクションを持つデータを格納するときに、その真価を発揮します。クエリはトラバーサルを介して実行され、1 秒あたり数十億の「結合」を実行可能です。