Java クライアントドライバの設定¶
一般に、どの Java IDE の場合も以下の手順で Selenium-RC を使用できるようになります。
- SeleniumHQ の ダウンロードページ から Selenium-RC をダウンロードします。
- いずれかの Java IDE を起動します。
- 新しいプロジェクトを作成します。
- プロジェクトのクラスパスに selenium-java-client-driver.jar を追加します。
- Selenium-IDE でテストを記録し、これを Java コードに変換します (Selenium IDE には、さまざまな言語でテストを生成するための自動変換機能があります)。
- コンソールから Selenium サーバーを起動します。
- IDE でテストを実行します。
以下では、Eclipse と IntelliJ を例にとって具体的に手順を示します。
Eclipse での Selenium-RC の設定¶
Eclipse は多言語対応ソフトウェア開発プラットフォームです。IDE、それにプラットフォーム拡張用のプラグインシステムを備えています。Eclipse は主に Java で記述されており、Java でアプリケーションを開発するのに使われています。また、さまざまなプラグインにより、C/C++、Cobol、Python、Perl、PHP など、ほかのさまざまな言語での開発も可能です。
以下では、Eclipse - Version: 3.3.0. (Europa Release) での Selenium-RC の設定方法を説明します。これ以後のバージョンでも、手順はそれほど違わないはずです。
- Eclipse を起動します。
- [File] > [New] > [Other] の順にクリックします。
- [Java] > [Java Project] > [Next] の順にクリックします。
- プロジェクト名を入力し、[Use a project Specific JRE] ボックスで JDK を選択します (例では JDK 1.5 を選択しています)。[Next] をクリックします。
- 次のウィンドウでは [JAVA Settings] には手をふれないでおきます。ここではプロジェクト固有のライブラリを追加できます (この点については、ドキュメントのあとの方で詳しく説明しています)。
- [Finish] をクリックし、[Open Associated Perspective] ポップアップウィンドウで [Yes] をクリックします。
これで、[Package Explorer/Navigator] ペインに「Google」というプロジェクトが作成されます。
- src フォルダを右クリックし、[New] > [Folder] の順にクリックします。
フォルダの名前に「com」と入力し、[Finish] をクリックします。
- src フォルダ内に com パッケージが作成されます。
- 同じ要領で、 com の中に core フォルダを作成します。
SelTestCase クラスは core パッケージ内に置くことができます。
src フォルダ内にもう一つ、 testscripts という名前のパッケージを作成します。これは、テストスクリプトのプレースホルダになります。
これらのことはプロジェクトの構成の問題なので、ユーザーのニーズまたは組織の基準に従って変更しても一向にかまいません。プロジェクトの要件によって、テストスクリプトのパッケージをさらに分割することもできます。
- プロジェクト Google の中に lib という名前のフォルダを作成します。プロジェクトの名前をクリックし、[New] > [Folder] の順にクリックします。作成するフォルダは、プロジェクトの jar ファイル (Selenium クライアントドライバ、Selenium サーバーなど) のプレースホルダになります。
これで プロジェクトのディレクトリに lib フォルダが作成されます。
- lib フォルダを右クリックし、[Build Path] > [Configure Build Path] の順にクリックします。
- [Library] タブで [Add External Jars] をクリックし、jar ファイルが保存されているディレクトリに移動します。追加する jar ファイルを選択し、[Open] をクリックします。
ノート
ここでは、Selenium サーバー、Selenium Java クライアントドライバ、TestNG jar ファイルを追加しています。TestNG は、Selenium テストの作成に使用できるテスティングフレームワークです。TestNG の代わりに JUnit jar を追加して Selenium テストを作成することもできます。
jar ファイルを追加したら、[OK] をクリックします。
追加したライブラリは、Package Explorer では次のように表示されます。
Intellij での Selenium-RC の設定¶
IntelliJ IDEA は、JetBrains 社が開発した商用 Java IDE です。Intellij では、一連の統合リファクタリングツールによって、迅速なコードの再設計が可能です。IntelliJ IDEA は、CVS、Subversion、Apache Ant、JUnit といった広く使われているオープンソースツールとの緊密な統合を実現しています。
以下では、IntelliJ 6.0 での Selenium-RC の設定方法を説明します。これ以後のバージョンでも、手順はそれほど違わないはずです。
- IntelliJ IDEA で新しいプロジェクトを開きます。
- プロジェクトの名前と場所を指定します。
- [Next] をクリックし、コンパイラ出力パスを指定します。
- [Next] をクリックし、使用する JDK を選択します。
- [Next] をクリックし、シングルモジュールプロジェクトを選択します。
- [Next] をクリックし、Java モジュールを選択します。
- [Next] をクリックし、[Module name] と [Module content root] を指定します。
- [Next] をクリックし、ソースディレクトリを選択します。
- [Finish] をクリックします。[Project] パンが表示されます。
プロジェクトへのライブラリの追加
- プロジェクトツールバーの [Settings] ボタンをクリックします。
- [Settings] パンの [Project Structure] をクリックします。
- [Project Structure] の [Modules] を選択し、 [Dependencies] タブを表示します。
- [Add] ボタンをクリックし、[Module Library] をクリックします。
- Selenium ディレクトリを表示し、selenium-java-client-driver.jar と selenium-server.jar を選択します (Ctrl キーを押しながらクリックすると、複数の jar を選択できます)。
- [Project] パンで両方の jar ファイルを選択し、 [Apply] ボタンをクリックします。
- [Project Structure] で [OK] をクリックし、 [Project Settings] パンで [Close] をクリックします。追加された jar がプロジェクトのライブラリに次のように表示されます。
- src フォルダ内に次のようなディレクトリ構造を作成します。
ノート
ディレクトリ構造は、このとおりでなくてもかまいません。プロジェクトによって、別のディレクトリ構造を使うこともできます。
- この例では、 core に、Selenium オブジェクトを作成してブラウザを起動するのに使う SelTestCase クラスを置きます。 testscripts パッケージには、SelTestCase クラスを拡張するテストクラスを置きます。したがって、ディレクトリ構造が拡張された場合は、次のようになります。
